今回、札幌市議会議員への費用弁償1日ひとり10,000円(会議に出れば貰える)の支払いを不服として、住民監査請求を起こした方の請求が監査委員によって却下された。
理由としては、基本的な歳費(1人年間1400万円を超える)に会議に出向く時の交通費等が含まれていないので、税金の二重取りにはならないそうである。
それにも関わらず、今後は費用弁償を廃止する予定だとの議会の考えに納得が出来る方がいらっしゃるのであろうか。
そもそも札幌市の場合、歳費以外に月額1人40万円もの政務調査費が支給されており、このお金から車のガソリン代やタクシー代、そのうえ会食費等も支払いできるのである。
今回、監査委員が何故このことを言うことなく請求を棄却したのか、私としても疑うところである。
札幌市だけではなく、旭川市を始め多くの自治体の監査委員は議会の承認を得て長が任命している。
その内訳は4人の委員の内、2人が市議会議員であとの2人は弁護士や会計士・税理士等が選ばれるのが一般的である。
本当に今のこの国の社会構造で、身内を身内で監査できるのであろうか?
私としては武士道の考え方が浸透していた100年以上前ならいざ知らず、現状のこの国では身内を身内で監査できる環境でないだろうとの思いが強くある。
この国が民主国家だと声高く叫ぶことが出来る様にする為には、武士道の精神の如く、自ら切磋琢磨すると同時に、保身にならず他人のことを思いやることが出来る公僕を増やすべきだと思う。
このことからも費用弁償は当然のこと、身内に甘い形だけの監査委員も必要ないと考える。
因みに常勤監査委員になると、副収入として年間に旭川の民間企業の平均給与程度が頂ける。
コメント (4)
札幌市の監査委員は何を言ってるのか!と言いたいね。
これでは、監査委員の監査委員が必要になる。
もともと監査委員の構成、専任方法が間違っている。
「身内が身内を監査する」などと言う馬鹿げたことが日本国中で行われている現状を早く打破しないと、正義など存在しなくなる。
「悪いと判っていてるが、法に触れないから行う」などと開き直っている議員さんの低品性、議員の資格停止以外に策はないように思う。
投稿者: singi | 2007年07月27日 17:04
日時: 2007年07月27日 17:04
コメントありがとうございます。
>「悪いと判っていてるが、法に触れないから行う」などと開き直っている議員さんの低品性、議員の資格停止以外に策はないように思う。
同感です。
その上、条例も含めて法的な決まりを自分達の有利な様につくっているのですから、なおのこと問題ですよ。
以前にも話しましたが、三権分立がほとんど機能しておりません。
このことは旭川市にも言えることで、監査委員と行政があまりにもいい加減ですよ。
投稿者: 神崎実 | 2007年07月30日 12:35
日時: 2007年07月30日 12:35
こんにちは
議員の費用弁償、本当に問題ですね。
こちらでは、旧町のころの5000円を、合併してやっと1000円に減らしました。ゼロにできないのが残念なところ。
ところで、旭川は??
投稿者: てらまち | 2007年08月03日 19:05
日時: 2007年08月03日 19:05
てらまちさん
コメントありがとうございます。
旭川市の費用弁償は1日5000円が今年度からゼロになりました。
それは私がこちらに来た20年前より疑問に思ってたことの一つで、当時から議会に出ると費用弁償が出てるにも関わらず、議員専用の駐車場が市役所内にありました。
当時、市民が市役所を利用すると駐車料金を取られるにも関わらず、議員には専用駐車場と費用弁償まで出ることを強く指摘しておりました。
すると、10年程前から市民が利用した場合の駐車料金が一部かからなくなり、5年程前から議員専用の駐車場も廃止になりました。
その間、行政とも議員とも何十回とバトルを繰り返しました。
3年前、前市長をリコール活動した時にも、議員の利権・談合体質も指摘して、優遇されてる部分を見直すべきだと強く主張しました。
そして現市長の西川さん(自由党の時に盟友)が就任して、市長自身も黒塗りの市長専用の公用車を止めると同時に、議会に対しても費用弁償ゼロの状況を了解させるに至りました。
まあ、他に色々な諸問題もありますが、費用弁償が他の地域より早く廃止になったことは喜ばしいことかも知れませんね。
投稿者: 神崎実 | 2007年08月04日 01:28
日時: 2007年08月04日 01:28