About 2008年02月

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2008年02月 アーカイブ

2008年02月29日

選挙ポスター不正受給に関する住民訴訟

 一昨日の夜、東京出張を終え帰旭してから徹夜にて「選挙ポスター不正受給に関する住民訴訟」の訴状を被告人西川将人旭川市長として書き、昨日の夕刻に裁判所に提出してきた。
 今回も前回同様に、同じ釜の飯を食べてまちづくりの勉強をさせて頂いた西川さんを被告とするのは誠に残念なことなのだが、不適切に公費を受給していた立候補者が居た以上、目をつぶることはできなかった。

 東京ではギャラリーや美術館での情報収集をおこなうと共に、教育開発研究所が主催した今後の教育のあり方についての研究会に参加させて頂いた。
 特にその中で堀田力弁護士の基調講演の内容は、訴状を書く上でも勇気づけられるものだった。
 今回はその提出した訴状の一部を開示したい。


訴 状   平成20年2月28日

旭川地方裁判所民事部 御中           

当事者の表示
〒070
原告  神崎 実 

〒070-8525 旭川市6条9丁目
被告  西川将人旭川市長   ℡0166-26-1111

政務調査費返還代位請求事件(住民訴訟)
訴訟物の価格 1,600,000円
貼用印紙額    13,000円
予納郵券     5,000円

請 求 の 趣 旨

1. 被告は立候補者泉守に対し、金126,600円を請求せよ。
2. 被告は立候補者太田元美に対し、金84,000円を請求せよ。
3. 被告は立候補者久保厚子に対し、金126,000円を請求せよ。
4. 被告は立候補者佐々木邦男に対し、金57,750円を請求せよ。
5. 被告は立候補者佐々木卓也に対し、金84,000円を請求せよ。
6. 被告は立候補者高橋徹に対し、金126,600円を請求せよ。
7. 被告は立候補者高見一典に対し、金63,300円を請求せよ。
8. 被告は立候補者能登谷繁に対し、金84,000円を請求せよ。
9. 被告は立候補者松家哲宏に対し、金130,000円を請求せよ。
10.被告は立候補者中川明雄に対し、金506,400円を請求せよ。
11.被告はポスター公費分で、法的に認められている400枚のポスター以外のポスター・ハガキ・リーフレット・名刺等を、今回契約した業者に作らせた立候補者に対し、返還を求めよ。
12. 訴訟費用は被告の負担とする。
   との判決を求める。


請 求 の 原 因

 私は平成19年4月に行なわれた旭川市市議会議員選挙にて、公費負担分の選挙ポスター製作費が不適切に使われていたとの観点から、旭川市職員に措置請求を行なっていた者である。
 しかしながら、今回平成20年2月1日の監査結果について、特に判断に書かれている「本件住民監査請求における選挙運動用ポスター作成に係る公費負担の支出について、違法又は不当な支出に該当する事実は認められない。したがって、本件請求に係る請求人の主張には理由がないので棄却する。」については、事実誤認があると考えられる。

各候補者に対する不適切な公費支出

 今回の選挙にて各立候補者はそれぞれが選んだ印刷業者等と「選挙運動用ポスター作成契約書」において、選挙前に契約を締結している。
 また、契約事項の中には「なお旭川市に請求する金額が、契約金額に満たない時は、甲は乙に対し、不足額を速やかに支払うものとする。」と明示されている。
 それにも係らず、監査請求が出た後も未だに不足額を支払っていない立候補者は、それぞれが選んだ印刷業者との間で、事前に公費負担分400枚を超える印刷に関して、公費負担分の中に含めて処理していたと考えるのが妥当だろう。
 以下に問題だと思われる各立候補者の現状を明示する。

2008年02月25日

数樂(数学)造形展と楽苦美(ラクビー)

昨日24日の日曜日に札幌の京王プラザホテルにて、北海道電力主催の数樂(数学)おもしろ講演会と数学造形展(マセマティカル・アート展)が行なわれた。
開催時間は午前11時~午後5時までだったのだが、その間の来園者は優に1,000人を超える人気ぶりで、講演会に参加された300人の来場者も事前抽選で選ばれた方々であったようである。

今回の人気ぶりを考えた時、10年前に初めて旭川でマセマティカル・アート展を考えた創設者でもある秋山仁教授の功績が当然挙げられるのだが、当時と変わらず道内の親御さんに知的探究心があるのと共に子供達自らが算数やものづくりを楽しみたいとの思いの表れでもあるかと思われた。

私としては美を追求することも、算数・数学の定理を追求することも、同様のことだと強く感じている。
それは秋山仁教授と出会う10年前以前にも思っていたことであるが、ここ10年間でその思いは更に強くなってきている。

何かを表現したり、新しいものや考え方を世に出そうとすると、兎角抵抗に遭うことは世の常である。
特に近代のこの国では・・・。
その為、楽しいことに夢中になり新たなものを生み出したところで、この国の社会はそれを認めてくれないどころか、排除すらしようとする。

そんな環境の中で苦しみ抜きながら、真実の美しさや誰も考えたことのない定理を見つけ出せた時、その人々に至福の喜びがあるのではないだろうか・・・。
東京藝大のラクビー部での「楽苦美」との言葉を少しだけ理解できるようになったのかも知れない。

2008年02月17日

夕張に面白きことを見つけたり

ここ1週間は睡眠時間が4~5時間と、最近の平均睡眠時間7時間を下回るくらい忙しかった。
その為、西川将人旭川市長を被告として訴える訴状を書く時間さえ、取ることが出来なかった。

まあ、そのことは冗談としても忙しかったのは事実であった。
13日より京都から嵯峨芸術大学の学生さん25名が来校されて、フローズンスカルプチャーの集中授業を受講されていたのである。
そのため、私は担当教員の1人として授業準備期間も含め、毎夜12時頃まで寒空の下で水を使う作業に従事していたのである。
授業内容は大学のホームページにてご高覧頂きたい。http://www.htokai.ac.jp/ASAHIKAWA/

今回、外気温が予想以上に高かった(-5℃)こともあり、順調に作業を進めることが出来ずに構造の問題も発生して、15日の夜に何とか無事に完成した次第である。

その後、昨日16日に学生2人と共に夕張にて札幌校舎の川崎先生が組織された「国境なきボランティア団」、「国境なき愛のスコップ団」に便乗させて頂き除雪の作業を手伝ってきたのである。
参加した2人の学生は昨年度ゼミにて組織された「豪雪バスターズ」のメンバーだった。

その夕張の除雪会場でお会いした札幌校舎の大学院生から、このホームページを見て楽しまれておいでだとのことを聞かせて頂いた。
また、新聞等の内容より面白いとのことだった。

私としては以前にも書き込んだ記憶があるが、子供の頃より文章を書くのが大の苦手なのと同時に国・英の成績は5段階評価で2がほとんどだった。
その上、大学入試においても、文系教科が主体の私立の美大にはことごとく落とされて、幸い共通1次テストにて学力を評価してくれた国立に辛うじて受かった次第である。

そんなこともあり、自身でも分かっている稚拙な文章を読んで頂いていることを年長者の大学院生から伝えられ、とても恥ずかしい思いをした次第なのである。

まあ、そのことを除けば、藤倉市長や東京都から派遣された2人の職員と札幌校舎の留学生も含む学生を中心とした30数名や地元のサッカー少年団の10名等、地元の年長者を含めて総勢100名近い人々が、無報酬で汗水流して除雪をしたにも関わらず、笑顔だったことが何より嬉しかった。

私としては藤倉市長の笑顔を見れただけでも嬉しかったのだが、夕張の年長者の方々が私たちの行動に勇気づけられたとの言葉に、ありがたさを感じたのである。

今後も機会をつくり是非とも夕張に行きたいと考えている。
また、昨年度ゼミにて地域の施設を除雪した時の年長者の笑顔を思い出しながら、今後、私が教育者の端くれとして地域にて支援できることを考えている。
そんな時、「面白き ことも無き世を 面白く」の晋作の思いが少しだけ理解できたような、気がしている。

2008年02月07日

道内初の快挙!卒業生、川野恵子町長誕生

前回も書かせていただいた話題だが、一昨日、その話題の主の川野恵子東神楽町長が東海大学旭川校舎に来校されていた。
学生達も道新の一面を飾った人が来られていたので、興味津々だったようである。
しかしながら、この校舎の卒業生だと言うことを知っている学生はほとんど居らず、「皆の先輩だよ」と伝えると、感心しきりの様子だった。

女性が道内の市町村で初めての首長になられたことも快挙だが、旭川校舎の卒業生が首長になられたことも初めてではないだろうか。
現在この校舎には芸術工学部の中にくらしデザイン学科があり、アート・デザイン・建築・まちづくりの各コースで学ぶことが出来る。
私としては卒業生が各分野にて活躍できることを望んでいると同時に、卒業生がこの校舎にて教鞭を取って頂きたいとも思っている。

そんな中、卒業生の川野東神楽町長が母校にてまちづくりについての講義等を受け持っていただけるように、準備したいとも考えている。
今までもアートコースの授業にて劇団イナダ組(大泉洋・森崎博之・音尾琢磨)の代表稲田博さん(卒業生)に教鞭を取って頂いていたのは、この校舎での大学教育を受けた卒業生が、社会に於いて幅広い分野で活躍できることを望んでいるからでもある。

この校舎の卒業生が今まで以上に地域社会にて活躍できるように、幅広い分野のスペシャリストに教鞭を取って頂くと同時に、私達常勤の教員も専門分野に偏ることなく、幅広い分野に精通すると同時に各分野のスキルをも持った学生の教育に尽力したい。

2008年02月04日

東海大学(旭川校舎)卒業生が東神楽町長に! 道内初の快挙

 当選されたのは川野恵子さん(東海大工芸短大・現旭川校舎卒)、北海道市町村で初の女性の長となられた。
 川野さんは51歳の年齢ながら、卒業後30年近くに渡り主婦でありながら消費者運動や子供読み聞かせのボランティア活動等をなされ、東神楽町での地道なまちづくりの基盤を築いてこられた立て役者でもある。
 数年前より町議会議員となられてからは子供達の教育環境を充実させることにも熱心で、3年前には東神楽町のホールにてマセマティカル・アート展のイベントを企画され、私も秋山仁教授と共に作品展示や講演会活動に協力させていただいた。
 その時、会場に入りきれない人々を呼ぶことができたのは、今考えると川野さんの人柄による魅力からだったのかも知れない。

 これから4年間、旭川空港も東神楽町にあることを考えると、今まで以上に道央・道北の経済・観光発展の牽引力となるように頑張っていただきたいと考えている。
 また、東海大学(旭川校舎)の卒業生が道内初の女性町長になられたことを祝福すると共に、今までにない切り口から北海道の地方自治体を再生するリーダーシップを発揮されることをも期待したい。

 今後この東神楽町が川野町長によって活き活きしてこそ、北海道全体の景気回復にも繋がると信じている。

2008年02月01日

赤平や北見の状況は対岸の火事だと思えない

先ほどNHKの番組にて赤平市の借金割合が全国の中でも高く、今後夕張市のように公共料金の値上げがあると同時に、市職員の給与も削減されると伝えていた。
その借金が増えた原因の1つは欄の栽培施設への投資が挙げられていたが、それは5億円程度で最も赤字経営で借金をつくったのは市立病院だったようであり、それは30億円に近い額だと伝えていた。
その番組の中で高齢者の方が「このまちから去りたい」と仰っておられたことが、印象に残っている。

昨今、道内の旧産炭地以外の地方公共団体にても医療を充実させることが難しくなってきたようである。
それは北見市に於いても起こっており、北見日赤病院の内科医6人が全員辞職されたことにより、内科の診察も入院も取りやめることになったようである。
人口10万人を超える街の総合病院で内科の診療が受けれなくなることに、高齢者は勿論のこと住人の多くも不安感を抱いていたことと思う。
急遽北見市長が道庁に医師の派遣依頼の陳情に出向いたとのことが、住人の多くの不安な気持ちを象徴しているかのようである。

この旭川は大丈夫かと言うと、決して対岸の火事ではないと思われる。
それは旭川市立病院でも赤字なく運営されてる訳でなく、市全体の借入金で言えば2000億円にも達しているからである。
今後、北海道への補助金額は今まで以上に厳しくなるであろう。
そんな中で地域医療を今まで同様のレベルで存続させる為には、地域経済を活性化して税収を増やすことは勿論のこと、市職員の方々や議員さんの歳費を削減する必要もあるだろう。
そうでなければ、再生団体になってしまうかも知れない。

議員さんの歳費削減も考える時期に来ているのだろうが、今回昨年4月の市議選挙にて公費支給されていたポスター代金の一部返還を求める監査請求の結果報告は、棄却となってしまった。
今後、詳しく報告していきたいが、政務調査費同様に住民訴訟を起こしたいとも考えている。