About 2009年02月

2009年02月にブログ「東海大学 旭川キャンパス 神崎 実 のホームページ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2009年01月です。

次のアーカイブは2009年07月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

« 2009年01月 | メイン | 2009年07月 »

2009年02月 アーカイブ

2009年02月25日

東京藝術大学の卒業制作展を鑑賞して

何年振りかで、東京藝大の卒業・修了作品を見てきた。
展示場所は東京都美術館と藝大美術館と校内のアトリエを展示場にした、以前に比べて大規模なものになっていた。

一人一人の作品のスケールも以前より大きいものになっており、それもあってか展示箇所が作品に合わせて増えていたのだろう。
それぞれの作品の完成度も高く、特に大学院の修了制作作品は見ごたえのある展示だった。

私が勤めている東海大学芸術工学部の卒業作品展もこの時期におこなってるのだが、それぞれの作品にまとまりはあるのだが、藝大の作品と比べるとやはり見劣りする。
それは多分アイデアやインスピレーションの違いではなく、作品を完成させる時のスケール感の違いから見劣りしてしまっているのだろう。

また、藝大の作品展の中には作家が作品と一体となって展示されている(会期中作家も作品の一部となり展示される)斬新な展示があったのに対して、東海大学の展示には目を引く作品が少なかった様に思う。

今回は六本木の国立新美術館にておこなわれていた東京五美術大学(女子美・造形大・日大芸術・多摩美・武蔵美)連合卒業・修了制作展も鑑賞してきた。
何れの大学の作品も藝大の卒業作品に比べると少し見劣りしたが、作品のスケール感も大きく完成度も高いものとなっていた。

今回の展示を鑑賞して思ったことは、今後、東海大学芸術工学部の卒業生が五美術大学の卒業生達と肩を並べて仕事ができるように、もう少しスケール感を大きく持った卒業制作作品を完成させて欲しいものである。

2009年02月16日

旭山動物園成功の理由と旭川市の未来

旭山動物園については多くの専門家や論説者が多くの本を出されているので、今更私が細かく説明する必要は無いであろう。

旭山動物園が成功した本当の理由は?
最近、本に書かれてることや話されてる内容以外の基本的な理由があったのでは無いかと思っている。

・今から十数年前に入場者減少から閉園の危機だったのを菅原功一前市長が予算をつけた
・エキノコックスの感染による一時的な閉園を乗り越えた
・冬季間が開園されるようになり入場者の減少を回復させた

上記のようなことが成功の事例として挙げられてるが、何か他に抜本的な解決に繋がることがあったのではないかということである。

当然、行政機関が予算をつけなければペンギン館のような施設ができなかったであろう。

ここで大切なのは予算を如何に有効に使うかだと考えられる。
私はこのことが一番上手くいった理由なのではないかと思っている。

猛獣館建設の時、チーターを下からお客さんに観察して頂きたいと、金網を一部オーバーハングさせて上空2.5m程のところでチーターが昼ねできる状況に考えたのは、飼育員を始めとした職員の方々であった。

このことが多くの動物園が予算がついたら施設の建設を業者に任せるのとは、一味も二味も違ってお客さんにも動物にも魅力的な空間になったのではないだろうか。

冬場の開園もペンギンの散歩等のアイデアがあったからだろう。

今の旭川市も十数年前の旭山動物園同様に危機的状況である。
旭山の本当の成功例が行政に理解できれば、旭川市の再生も不可能ではないであろう。

2009年02月12日

丸井今井と西武閉店の危機

旭川に来た当初、丸井今井は東京にある丸井デパートと系列関係にあるんだと思っていた。
ただ、東京の丸井を「丸井さん」と呼ぶ人はいなかったが、旭川では住人の多くが「丸井さん」と呼んでいたので、少し疑問に思っていた。
数年後にわかったことは、丸井今井と東京の丸井は繋がりがなかったこと、この地域の住人にとって丸井今井さんは大切な存在だと言うことだった。

それに対して、西武のことを「西武さん」と呼ぶ住人が皆無に近いことから、この地域における丸井今井と西武の評価のされ方が違うこともわかった。

今回、この地域において住民の方々から評価のされ方が少し違う2つのデパートが、くしくも同時期に閉店する可能性があることを住人に伝えてきた。

それを聞いた地元商店街も旭川市もかなりの危機感を抱いており、急遽2店舗存続の署名を集めたり、2店舗で商品を買うことのキャンペーンをおこなっている。
しかし、一度中心街から去ったお客様を呼び戻すのは至難の業であろう。

週末、イオンの駐車場一杯に車が止まってる光景を見るに、消費者のライフスタイルが変わった今、これまでのように市中心街にお客様を呼び込むことが難しいのだろう。
中心街の駐車場を使いやすくするために、今まで3000円以上買ったら駐車券を貰えたのを、1000円以上買って貰えるようにする打開案も、時既に遅く感じる。

旭川駅のある中心街から2つのデパートが無くなれば、今までより人通りが少なくなり寂れた商店街になるのは目に見えている。
何とか存続させたい地元商店街や地元住人の方々の気持ちはわかるが、今のままで無理に存続させても、両店舗の赤字は増大してしまう可能性が高いだろう。

近い内に旭川駅も高架化され新しく生まれ変わる現在、中心部に旭山動物園のような集客力のある施設はできないものだろうか。

2009年02月02日

健康の郷大雪フェア

先だってのブログで、地場産品の魅力を道外や国外に発信しなければこの地域の経済は再生しないだろうと書き込んだばかりだが・・・。
世の中には同様なことを考えている人は多いようで、2月7日から11日まで旭川空港1Fギャラリーにて地場産品の展示即売会がおこなわれるようである。

少し気になる点は出展される11店舗の内、東川から5店舗の出店に対して旭川市からが4店舗の出店に留まっていることである。
冬まつりの期間中に空港の1F展示場に商品を展示することが、対外的にどれほどのPR効果があるか等を旭川市内の業者は理解しているのであろうか?

逆に東川町から出店のPOIREヽ月庵・平田とうふ店・お米のパン屋さんメルヘン・ファームウイング北海道・越智さんの5店舗は圏域の魅力を広めると同時に、東川ブランドを高めることになるだろう。

また昨今、輸入農作物が見直される中、生産者みずからが消費者と対峙しながらの商品の販売に真心をこめてあたる状況に、食の安全・安心が自ずと見えてくるだろう。

今回、旭川市内からの出店数が少ないのは残念であるが、東川町のような町が積極的に参加して圏域の魅力を広め高めていただければ幸いである。

このイベントを中心となっておこなっているのが、旭川市総合政策部まちづくり推進課だと言うことで、市内の企業にも今後の自主的な参加を呼びかけていただきたい。