旭川に来た当初、丸井今井は東京にある丸井デパートと系列関係にあるんだと思っていた。
ただ、東京の丸井を「丸井さん」と呼ぶ人はいなかったが、旭川では住人の多くが「丸井さん」と呼んでいたので、少し疑問に思っていた。
数年後にわかったことは、丸井今井と東京の丸井は繋がりがなかったこと、この地域の住人にとって丸井今井さんは大切な存在だと言うことだった。
それに対して、西武のことを「西武さん」と呼ぶ住人が皆無に近いことから、この地域における丸井今井と西武の評価のされ方が違うこともわかった。
今回、この地域において住民の方々から評価のされ方が少し違う2つのデパートが、くしくも同時期に閉店する可能性があることを住人に伝えてきた。
それを聞いた地元商店街も旭川市もかなりの危機感を抱いており、急遽2店舗存続の署名を集めたり、2店舗で商品を買うことのキャンペーンをおこなっている。
しかし、一度中心街から去ったお客様を呼び戻すのは至難の業であろう。
週末、イオンの駐車場一杯に車が止まってる光景を見るに、消費者のライフスタイルが変わった今、これまでのように市中心街にお客様を呼び込むことが難しいのだろう。
中心街の駐車場を使いやすくするために、今まで3000円以上買ったら駐車券を貰えたのを、1000円以上買って貰えるようにする打開案も、時既に遅く感じる。
旭川駅のある中心街から2つのデパートが無くなれば、今までより人通りが少なくなり寂れた商店街になるのは目に見えている。
何とか存続させたい地元商店街や地元住人の方々の気持ちはわかるが、今のままで無理に存続させても、両店舗の赤字は増大してしまう可能性が高いだろう。
近い内に旭川駅も高架化され新しく生まれ変わる現在、中心部に旭山動物園のような集客力のある施設はできないものだろうか。