久しぶりの書き込みをお許しください。
前回に書き込んだのが2月なので、あれから5ヶ月もの間、書き込むことができませんでした。
今後は体調の許す限り書き込みたいと思いますので、よろしくお願い致します。
今回書き込む内容は、前回の東京藝術大学の卒業制作展とも関係しており、東海大学旭川校舎のくらしデザイン学科卒業研究1発表会の様子です。
この発表会は、最終年度の春セメスターの研究成果を公開するもので、対象学生が教員の前にて一人一人研究内容を説明します。
今回の発表会ではほとんどの学生が無難に発表しておりましたが、私としては少し物足りないものを感じました。それは、それぞれの研究内容に必然性が感じられなかったことによるのかも知れません。
そこで必然性が感じられなかった理由を私なりに想像すると、学生達にとって大学生活の集大成でもある卒業研究に対する思い入れが、以前に比べて失われているのではないかと思われたのです。
本当に学生達は各自が表現したいことを発表できているのか?
学生達の自己表現したい内容が何らかのかたちで変えられてしまったら、彼等の卒業研究に対する思い入れが失われてしまう場合もあると思われます。
また、表現しようとして踏み出した時、それを表現する技術が伴わなかったら、挫折する場合があるかも知れません。
今回の発表会で感じたことは、学生達にもっと自信を持って研究発表をしてもらうため、何か少しでも好きなことを見つけてもらいそれに対して一生懸命になることと、少しでも興味を抱けるものを大切にしてもらいたいことです。
また、指導者としての立場としては、必要以上にデザイン教育という枠に囚われないで、学生達個々の魅力や能力を引き出せるような柔軟な教育をしていく必要があると感じられました。